日本ハムは長く「FAで選手が出て行く球団」でした。ダルビッシュ有・大谷翔平のメジャー移籍は別枠としても、国内FAでは近藤健介(2022年オフ・ソフトバンクへ)をはじめ主力の流出が続き、大型契約の争奪戦には参加しない姿勢が徹底していました。
転換点は山﨑福也の獲得
2023年オフ、オリックスから左腕・山﨑福也をFAで獲得したのは球団史でも珍しい動きでした。そして2026年、その山﨑が開幕から負けなしの5連勝(8月13日時点)とローテの柱になっている。エスコン開業で球団の売上構造が変わり、勝負どころでは外から買う選択肢も使う球団に変わりつつある。この獲得の成功は、今後のFA戦略に影響する成功体験になりました。
それでも軸は「育てて残す」
方針の根本は変わっていません。ドラフトと育成で主力を作り(ドラフト思想)、FA市場には勝負どころで限定的に参加する。総年俸を無理に膨らませない給与構造(契約の記事)とセットの設計です。
2026年オフの注目点
| 論点 | 見どころ |
|---|---|
| 自軍の権利取得者 | 主力の誰がFA権を持つ・取るかは公示で確定する。優勝争いの結果は残留交渉の空気に直結する |
| 獲りに行くか | 優勝に届かなかった場合、最後のピースを外から足す判断があるか。狙うなら遊撃か左のリリーフが噛み合う |
| メジャー志向 | 主力級の海外挑戦の意思表示はオフの最大変数。球団は近年、送り出しには寛容な姿勢を続けている |
出典:NPB公式 フリーエージェント関連公示(ほかの出典は記事末尾に記載)
権利関係の公示や意思表示が出た時点で、このページに事実として追記します。