ポジション争いは「誰がうまいか」ではなく「監督が何を優先しているか」で決まります。2026年の日本ハムで競争が激しい3か所を、決め手になっている基準と一緒に整理します。
捕手:田宮 vs 郡司 vs 伏見
打てる捕手・田宮を軸にしつつ、守備面・リード面や相手との相性で郡司・伏見を差し込む併用が続いています。8月13日に郡司が約1年ぶりのスタメンマスクで打っても守っても結果を出し、新庄監督が名指しで称えた試合は、この争いがまだ固定されていない証拠です。決め手は「先発投手が誰と組みたいか」と「打席での貢献」の掛け算で、どちらかが秋まで走り切れば来季の正捕手争いの構図まで決まります。
二遊間:水野・上川畑・山縣ら
遊撃・二塁は守備力と打撃のトレードオフが最も出る場所です。水野達稀が出場機会を伸ばしていますが、守備固め・スタメンの使い分けは日々動きます。ここは正解が固定されにくいポジションで、優勝争いの終盤ほど「守備優先」に振れるのが普通です。逆に来季を見据えるなら若い山縣らの起用が増えるはずで、9月の起用は編成方針の表明として読めます。
外野の残り1枠:水谷・五十幡・淺間ら
万波とレイエス(DHと併用)で2枠が実質埋まり、残りを走力型と巧打型が取り合う構図です。現役ドラフト移籍から主力級に化けた水谷、リーグ屈指の走力を持つ五十幡と、タイプが違うのでスタメン発表がそのまま「今日の勝ち方の宣言」になります。相手先発が右か左か、球場が広いか、リードして終盤を迎えたいか。使い分けの規則性を見つけるのがこの枠の楽しみ方です。
この記事の追い方
各ポジションの序列は序列表で一覧にし、変化があった時に両方を更新します。個々の選手の詳しい立場は選手ページに書いています。